REIWA 対策委員会ニュース No.36_ REIWAリゾート株 ハートランド伊勢


自治会代理集金の対応について

 8月から9月にかけて、ハート管理㈱から一部の会員宅に届いた管理費請求書には、次の一文を含む和泉一文書が同封されていました。
 「令和3年度の受益者負担金をお支払いされない方は、当社に給水義務がないものとして、今後、水道使用料金をご請求しない事を決定いたしましたので、ご報告を申し上げます。また、間違って私設水道使用料をお支払いされると、返金させて頂く手間もかかるため、私設水道使用料金のみを銀行振込みされないようお願い致します。管理費をお支払いされずに、私設水道料金のみを勘違いされてお支払いされている方は、間違えて水道使用料のみをお支払いにならないようにご注意を頂きたく存じます。」

 しかし、この和泉文書を受け取った会員だけでなく、受け取っていない会員も管理費を支払っていないにも拘わらず、殆どの会員宛に温泉・水道料金を請求して来ました。
 おそらく、2月にも請求書が届くものと思われるため、予定通り代理集金を実施します。

 なお、雲出台や南志摩パールランド、三重県外の分譲地では請求書が届かなかった住民も多くいて、管理会社に問い合わせると「管理費未納のため、水道料金は請求せず、給水停止の準備をしている」と回答したそうです。

ハート管理㈱、マスコミ報道を逆恨みし、代表理事宛の「抗議文」で個人攻撃

 5月26日の中日新聞記事、10月9日の朝日新聞記事は、取材開始から紙面化されるまで十分な時間をかけたことで「今、和知野で起きていること」を正確に世間に伝えることが出来ました。
 10月21日に日テレ系列で放映された「スッキリ」は、当初は取材翌日の14日放映の予定でしたが、自治会と対策委員より、粗製乱造を避け、時間をかけた番組作りを要請した結果、充分な裏付け取材を行い、私達も納得できる内容での放映となりました。
 ところが、これらのマスコミ報道が事実を正確に報道したことに逆ギレしたREIWAグループは、放映翌日の10月22日、代表理事個人宛に内容証明郵便で「抗議文」を送りつけると共に、個人発信のブログ「今、和知野で起きていること」に、ハート管理㈱の齋藤を名乗って再乱入しました。
 その内容は、「抗議文」の全文を転記し、個人情報をまき散らすだけでなく、「代表理事が30年間も私設水道料金を支払っていない事実が判明した」など、事実無根の話まで記していました。

代表理事宛の温泉料金請求書をブログに添付して反論すると、REIWA・ハート管理㈱の齋藤は、再び沈黙してしまいました。

上野健一に読ませたい宗教書の一節

 「生活する為に僧侶となり、三乗(三つの悟り)を願わず、後世を恐れず、嘘をついて恥ともしない。
 貪欲に名利を求め、権力者に諂い(へつらい)、他人を嫉妬し、学問修業の道から遠ざかり、善行も為さず、昼間は人の悪口を言って楽しみ、夜はよく眠る。
経典を読まず、その代わり面白半分の読み物を好み、戒律を捨てて、女性と戯れる。また、争いを好み、有徳の僧侶や学問の深い僧侶を嫉妬して排斥し、同席することを嫌う。このようなものが釈尊の教えを守るべき寺で出家するのだから、まさに偽者であり、賊であり、大悪人である。(月蔵経)

 これを読んで誰もが思い浮かべるのは、あの人上野玄津こと上野健一ではないでしょうか。
 これは、高野山真言宗の僧侶、大栗道榮氏が17年前に上梓された宗教書「声を出して覚える観音経」の一節です。
 これほど上野健一の本質を喝破したかの文章を目にしたのは初めてなので紹介させて頂きました。

著者紹介(著書の表紙カバーに記載されたものです)
 大栗道榮(おおぐりどうえい)
 高野山真言宗傳燈大阿闍梨
 1932年、徳島県に生まれる。中央大学を経て、高野山専修学院を卒業。1977年、東京代々木に大日寺を建立。傳燈大阿闍梨として僧侶指導にあたるほか「心の修行塾」を主宰して仏教を生活に生かす道を一般向けに説いている。また、日本ペンクラブや日本文藝家協会会員としての顔を持ち、難解な仏教をやさしく解説することで定評がある。

 大栗道榮師は、上野健一の所業を知り、高野山真言宗の先達としての止むに止まれぬ思いから、月蔵経の一節「まさに偽者であり、賊であり、大悪人である」を引用したものと思われます。

12月5日~13日、REIWAが和知野の中古別荘1棟、土地2筆を詐欺広告にて販売を開始

 12月4日、REIWA・ハート管理㈱が、12月5日~13日の8日間、雲出台と大三台で分譲地販売のため、現地無料見学会を開催するとの新聞折込広告が広域に配付されました。
 しかし、当該の両分譲地周辺には、住民の妨害を恐れてか、何故か配付されなかったため、翌5日の販売開始まで気づきませんでした。
 雲出台の広告は土地が主で、大三台は別荘が主となっていましたが、実際には和知野での別荘は1棟しかないなど、誇大広告が満載でした、さすが詐欺師集団だけのことはあると妙に感心してしまいました。
 その詐欺の手口は、以下の通りです。

 ■「温泉付中古住宅365万円を抽選にてクリスマスバーゲン」の大嘘
 このバーゲンセールの対象物件は、所在地が津市白山町二本木字北和知野3878-7で、土地面積が187㎡(約56坪、建物面積が77㎡(約23坪)、木造スレート葺2階建と詳細に記載されており、抽選に参加するためには「申込み参加証拠金2万円」と記載されているため、対象物件の存在自体を疑ってかかる人は、REIWA(上野一派)の被害者以外にはいないのではないかと思います。
 案の定、この物件自体が存在しないことを確認しました。この物件の所在地として記載された地番には、次項で紹介する別荘が建っていたのです。
 また、広告では「温泉付中古住宅365万円を抽選にてクリスマスバーゲン」と大見出しを打ちながら、肝心の値引き後の価格が記載されていないのです。疑似餌なしに釣果を上げようとは、何とも呆れた輩です。

 ■「当社バリアフリーのモデルハウス」の大嘘
 「車イスのままで入浴可能な新古(未入居)住宅が、なんと965万円」
 「当社バリアフリーのモデルハウスを、三重県に在住の地元の方への感謝祭として、下記の『家』をお譲りします。」
 こんな謳い文句で、写真8枚、平面図付きで中古住宅が売り出されています。
 しかし、「当社モデルハウス」の記載は真っ赤な嘘です。この物件はモデルハウスとして建設されたわけでもなければ、未入居の新古住宅でもありません。この別荘が完成した直後、所有者が周囲の住民に挨拶回りをし、暫く使用していた事実があります。最近は利用されることもなく、空き家になっていました。
 この物件の所在地が記載されていなかったため、登記簿と公図で確認すると、白山町二本木字北和知野3878-7となっていました。この地番は、365万円の天然温泉付中古住宅を抽選で特価販売すると宣伝している物件と同じでした。
 
 1つの地番に2棟の別荘がある筈はありませんので、REIWAが和知野には存在しない幻の物件で集客を図っていたことが判明しました。

 対策委員会は、REIWAの詐欺商法の新たな被害者を出さないため、注意喚起のポスターを作成し、販売物件周辺と掲示板に掲示しました。 

最近相次ぐ、REIWAからの「不動産買取・処分」の勧誘に、ご注意下さい

 ニュース№35で、REIWAによる「不動産の買取・処分」への注意を呼びかけましたが、最近、下記のように動きが活発になってきました。

 ①9月17日、3組別荘会員のA氏より、「白浜で開催される不動産の買取処分相談会に行って、白浜の所有地を買い取って貰おうと思っているが、どう思うか、との相談があり、その話には絶対に乗らないように助言しました。
 ②12月17日、4組土地会員のB氏より、自治会宛の封書が届きました。14日付の手紙には、「先日、ハートランド管理センターに買取の相談に行き、話し合いの末、買い取っていただきました。子供たちから再三再四、早く、私がしっかりしている内に解決して欲しいと言われていたので、決心致しました。ですので自治会を退会させていただくことにしました。長い間お世話になり、有り難うございました。」と記載されていました。
 ③12月19日、3組定住会員C氏宛に、REIWAリゾート㈱とハート管理㈱から、1月に雲出台で開催予定の不動産の「買取・処分相談会」のそれぞれの簡略な案内文が届きました。
 かつて、ノシアス・全管連グループが、1坪当たり10数万円~20万円で売りつけた土地を、今度はタダ同然に買い叩くか、あるいは手に余る負の遺産を引き取ってあげると言葉巧みに言いくるめ、多額の処分費用まで巻き上げようとしています。

 残念ながら、自治会員の中からも被害者を出してしまいました。高齢者の不安を煽り、弱みにつけ込む悪徳企業REIWAグループの暗躍をこれ以上許さないため、和知野自治会、対策委員会にどんな些細な情報、相談でも結構ですので、お寄せ下さい。

 情報提供  10月20日、神戸地裁にて「差止請求訴訟」第2回口頭弁論

 ひょうご消費者ネットがKRG管理センター㈱を相手に起こした「差止請求訴訟」の第2回口頭弁論が、10月20日、神戸地裁で開催されました。
 この日は、コロナ禍の影響もあり、非公開の法廷で、原告の第1準備書面、被告KRG管理㈱の準備書面(2)(3)が提出されただけで、まだ実質的な審理には入っていません。
 提出された3点の書証については、現時点では公開されていませんので、公開され次第、ニュース紙面で紹介させて頂きます。

 なお、訴訟に至る経緯、原告の訴状、被告の答弁書等でのそれぞれの主張については、ニュース№34、35で紹介していますので、ご参照下さい

 情報提供   11月30日、ブログ版ニュースの読者から、大公法律事務所の最新情報が届きました

 11月30日、ブログ版ニュースの読者から速達で届いた封書には、下記のように、私達にとって、未知の情報が満載されていましたので、ご本人の承諾の下、全文を掲載致します。
 なお、特例適格消費者団体」については○適と表示します。
 REIWA対策委員会様
 貴会のネットニュースにはいつも勇気をいただいております。
 私は、大公法律事務所を代理人にした送付商法会社から繰返し請求を受けている者です。SNSを通じて同じ被害者と被害情報を交換しあい長期に渡り抗議をして参りました。
 今回「行政機関」にも動いていただき、以下の結果を勝ち取りました。

 ①株式会社GRACE(健康食品通信販売業・東京都新宿区)
 2020年1月22日、消費者庁より、特定商取引法違反で行政処分。
 2020年8月7日、○適消費者ネットおかやまが景品表示法違反に基づき、勧誘 方法、契約条項、広告表示が違反の申入れ。
 ②株式会社WONDER(健康食品通信販売業・栃木県宇都宮市)
 2020年8月7日、消費者庁より特定商取引法違反で広告、申込受付、契約等の停止命令。
 ③ロータシア製薬株式会社(健康食品通信販売業・東京都渋谷区)
 2019年8月22日、○適京都消費者契約ネットワーク(以下、○適京都ネット)が広告差止請求。
 2019年9月13日、○適京都ネットが広告差止請求訴訟を提起。
 ④株式会社ファンソル(健康食品通信販売業・ 東京都渋谷区)
 2020年6月24日、○適京都ネットが広告差止請求。
 2020年8月7日、○適消費者支援機構関西が支払 済代金の返金申入れ。
 ⑤story株式会社(健康食品通販業・東京都目黒区)
 2020年8月26日、○適京都ネットが広告差止請求。
 ⑥TOUTO(健康食品通信販売業・東京都渋谷区)
 2019年12月26日、消費者庁が特定商取引法違反で業務停止命令、前代表取締役に対する業務禁止命令。
 2020年3月19日、消費者庁が景品表示法違反で業務停止命令。
 2020年10月23日、消費者庁が景品表示法違反に基づく【課徴金(2,961万円)納付命令】
 ⑦株式会社ライフ(健康食品通信販売業・東京都港区)
 2020年10月22日、○適京都ネットが広告差止請求。

 以上の7社の代理人は、全て大公法律事務所の梶山武彦弁護士です。
 2019年4月23日、○適ひょうご消費者ネットが、大公法律事務所に対し、KRGの不当請求を停止するように求めた書面がネッ卜上に有りましたので同封致します。
 (この書面については、ニュース№35に掲載済みです)
 適格消費者団体、国民消費生活センター、消費者庁へ繰返し苦情を申立てる事は非常に時間がかかりました。その都度、貴会のネットニュースを拝見し何度も気持ちを持ち直せた事を心から感謝致します。
 私達の様な少額の被害とは違い、REIWA(KRG)の被害者の方々は金額も高額で、不動産を所有する限り請求が続いている様子には強い憤りを感じます。
 私達の残す問題は、上記7社全ての代理人をしている大公法律事務所になります。
 大公法律事務所は、旧名がEジャスティス法律事務所で、前代表者には2回の懲戒処分歴があります。現代表は梶山武彦氏となっております。
 梶山氏に対しては大阪弁護士会所属の弁護士が、懲戒請求の準備中である事を自らのツイッターで公表されています。東京でも所属弁護士が30名以上いる大きな法律事務所で、大公法律事務所を利用した送付商法の被害弁護団を結成して、消費者被害救済に取り組む事を検討されているブログがあります。
 被害者個人でも大公に対する注意喚起の動画 (https://www.youtube.com/watch?v=HxRSoNN9HEg) を作成されており、私達も日本TV「スッキリ」を含めたマスコミに対しての情報提供をSNSで呼びかけています。
 過去、大公法律事務所は、30万件の個人情報が流出しております。送付商法では、住所、氏名が悪用され本人になりすまされ、購入していない商品が送りつけられる被害報告も有ります。現在は何も無くても1度流出した個人情報は、詐欺会社の中で繰り返し利用されると思うと非常に心配です。あきらめずに力を合わせて抗議をして行きます。 
 最後になりましたが、貴会の益々の御活躍をお祈り致します。





コメント

このブログの人気の投稿

REIWA 対策委員会ニュース No.41 REIWAリゾート株 ハートランド伊勢

REIWA 対策委員会ニュース No.38 REIWAリゾート株 ハートランド伊勢

REIWA対策委員会ニュースNo.33ダイジェスト版